つい調子にのって、くしゃくしゃの紙の掌編を書いてる。文章力は良くて人並み、実際ちょい下がせいぜいなので、小説というのも恥ずかしいものだけど。まあ、現パロと同じで自分に伝われば合格点か。

ピンポイントで犯視点の話とはいえ、約650文字で二人の会話に使ったのは20文字。うち犯は2文字。確かにそんなに会話するタイプではないけど、それにしたってねえ。やりとり自体はいかにもあの二人だったから、間違ってはいない。

私自身はおしゃべりなのに、台詞になると途端に簡潔になってしまう。こう、一種の気恥ずかしさがあって、流暢に話すキャラたちにどうしても耐えられない。限界まで削りまくるから、もはやAIより淡白な自信はある。

結果、地の文の割合が多くなるのに冒頭に書いた文章力が…ねえ？ランと犯の話はいくつか書きためているけど、二人の空気感と相性がいいのは小説な気がするなあ。

【2025.9.22 追記】
漢字とひらがなの使い方についてお言葉を頂いて、改めて読み返すと、確かに漢字で良いところをひらがなで表記してるわ。意識してなかったけど、かっちりした雰囲気にしたくなくて文字の密度を調整した結果な気もする。あと自分の手書きもひらがな多用だから、手癖もあるだろうなあ。

仰ってくださったようにそれが「個性」というのなら、嬉しいことこの上ないねえ。私よりもずっと上手に文章を綴る方に読んでもらえて、そのうえ感想いただけるのはとても贅沢なことだと思う。自分が理解できればいいと思っていたけど、個性を潰さず第三者にも読みやすい文章に近づけるよう頑張ってみようかな。

#ラン #犯